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心に起きることはすべて体に影響し、体に起きることもまた心に影響する。

 

あなたはこの言葉に何を思いますか?

古代ギリシャの医師で哲学者のヒポクラテスの言葉です。

今聞いても“古さ“はありませんよね。私には、何だか“新しさ“まで感じられます。

 

紀元前460年頃〜紀元前370年頃の時代を生きたヒポクラテス。

それまでの迷信や呪術に頼る原始的な「医術」から脱却し、現代につながる自然科学的な見地に立った「医学」発展の端緒を切り拓いた人物です。

そのため、「医学の父」「医聖」とも呼ばれます。

 

自分の心と体、どちらも同じくらい大事にしている?

2,400年以上の時を経た今もなお、ヒポクラテスの言葉は私たちにそんな問いを投げかけてくれるものではないでしょうか。

 

心から体への影響と、体から心への影響。

真の健康を考える時、私たちはそのどちらか片方だけではなく両方を同時に、つまり心身全体を包括的にとらえていく必要がありました。

 

こんにちは。渋谷区代々木のStillaアロマテラピースクール アンド サロン主宰、NARD JAPAN認定アロマ・トレーナー&アロマ・セラピスト 富田ゆかです。

 

先日開催した〈Stilla精油ブレンド研究ゼミ〉の様子をお届けします。

Stillaでは様々なテーマで、メディカルアロマを研究するゼミを教室やZoomで開催しています。

 

2022年10月〜11月にかけて、❝感情が肉体に与える影響を癒すアロマテラピー❞というテーマで全3回のゼミを開催しました。

 

こちらのゼミは全3回を通じて、

2008年と2012年のドミニック・ボドゥー先生の来日セミナー(ナード・アロマテラピーセミナー)のお話をもとに

【ヒポクラテス4体質論✖️フランス式メディカルアロマの体質改善】についての理論と実践法を深堀りしていきました。

 

ヒポクラテス4体質論✖️メディカルアロマ

🌿ヒポクラテスは人間には「土、水、空気(風)、火」という4つの元素に象徴される「4種類の体液」が流れていると唱え、心身共に「健康」であるにはその4種類が一人の中に各25%ずつ等しく存在することが大切だと考えました。
また、4元素のうちのどこかに偏りがある場合はそれに対応した不調が現れることから、その人に不足する元素を補うことで心身の健康バランスを改善するという養生法も打ち立てました。

🌿古代ギリシャのヒポクラテス「4体質論」を現代的なフランス式メディカルアロマの精油選択法に落とし込み、人々の体質と気質の改善ケアに応用したのが、ベルギーのNARD代表 D.ボドゥー先生です。
NARD JAPAN認定資格対策(アロマ・アドバイザー/アロマ・インストラクター各コース)のカリキュラムでもこの理論の基礎が紹介されています。

 

【ヒポクラテス4体質論✖️フランス式メディカルアロマの体質改善】Part 1(第1回目)では、

4つに分類された「体質・気質」の中から

🌿「リンパ質」‥WET✖️ COLD“タイプ。象徴する元素は「水」

🌿「多血質」‥WET✖️ HOT“タイプ。象徴する元素は「空気(風)」

の2タイプに焦点を当てます。

 

リンパ質と多血質の共通点をざっくり挙げると、

✔︎心理的にも肉体的にも湿り気のあるWETな性質

✔︎他者に対して親和的

どちらも良くも悪くもWETな要素が強いタイプです。

 

しかし、両者には陰(COLD)と陽(HOT)の違いがあります。

そのため心身の状態や特性に違いが生まれ、社会面における挙動もまったく異なります。

 

そんなリンパ質多血質の持ち味や特徴を知り、それぞれの体質・気質に合わせた〈精油選択&ブレンド理論〉をしっかりと学んでいただきました。

 

たまたま今回はご参加のお二人は心理・カウンセリング方面にお詳しい生徒さん達だったのですが、

これら2タイプの典型例的なプロファイルを色々とご紹介していく中で、それぞれに発見があった様です。

なるほど〜!ととても楽しそうに、たくさんメモされていました。

 

教室開催のゼミでは最後にブレンド作りの実習があります。

この日生徒さん達がめいめいに考え、作成されたメディカルアロマブレンドがこちら。

 

🌿ひと仕事を終えた後のアロマ(多血質version)

🌿毒素排出のためのアロマリンパ質version)

 

えっ・・?と、二度見してしまいそうですね。

アロマってこんなに具体的なことにもできるの?と、意外に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

そうそう。

もともと「具体的な目的のケア」というのはフランス式メディカルアロマはとても得意です。

 

ただ今回のアロマブレンドはそれぞれリンパ質もしくは多血質「体質・気質」にしっかりと合う形で作られています。

 

ということで・・

ボトルの中はタイトルだけでは想像がつかない、とても統合的なブレンドになっていましたよ。

 

いうならば、

「対症療法のメディカルアロマ」と
「根治療法のメディカルアロマ」が

ひとつのボトルの中で融合している(←素晴らしいよ!)

という感じ。

 

楽しく学んで、お二人ともPart1の今回でリンパ質多血質のための精油ブレンドのコツをしっかりと覚えて下さった様です。

お仕事やご家庭でのケアにぜひ活かしていきましょう。

 

次回Part 2では、神経質(黒胆質)胆汁質を学びます。

 

\アドバイザーコースでも4体質論をご紹介/

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