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「精油の化学」のキホンをスパッと解説♫NARDアドバイザーコースLesson2から

こんにちは。Stillaアロマテラピースクール アンド サロン主宰 アロマ・トレーナー富田ゆかです。

ひとつ前の投稿で、生徒さんおすすめの「コンテナ」による精油サンプル収納術をご紹介しました。

生徒さんがこの日参加されたのは、NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザーコースのLESSON2。「精油の化学」を学ぶセクションでした。

ということで、「コンテナ」にかけてこの「精油の化学」のお話に触れてみようと思います。

(トップ画像はファッションモデルだし、果たしてちゃんと「コンテナ」でお話が着地できるのでしょうか‥?!)

たった3つの元素 C(炭素)H(水素)、O(酸素)だけ

「精油の化学」は多くの生徒さん達にとって、メディカルアロマの学びの最初の段階で「難しいのでは?」と少し構えてしまう部分のようです。でも、実際フタを開けてみると結局は「なぁ~んだ」ということになるので、これからお勉強しようという方もどうぞご安心を。

ただし、それには情報をごちゃっとではなく「コンテナ」で仕切るように整理しながら頭に入れていくことが大切です。こういった情報のお片付け講師の私がレッスンでナビゲート&サポートしています。

精油の化学と聞くと、何やら小難しく聞こえるかもしれません。でも、広い化学の世界から見ると非常に限られた狭い範囲のお話なんですよ。

「有機化学」の分野に登場するのは、C(炭素)とH(水素)が結合したCH(炭化水素)が基本骨格の分子だけ。しかも、CHの他はO(酸素)の元素くらいしか登場しません

一部、N(窒素)とS(硫黄)を含む分子もありますが、それはレアです。なので、精油の化学の世界は、基本的にC・H・Oとたった3種のみでお話が進みます。ね?思った以上にシンプルでしょう?

そんなシンプルな素材のみで作られた有機物質の世界ですが、そこには実に驚くほどたくさんの種類の香りの分子があります。豊かなバラエティが広がるのは、これらのパーツが「どのような形状で、そこに何が組み合わさるのか」ということが深く関係しています。

「どのような形状で、そこに何が組み合わさるのか」というところが分かれば、様々な精油の芳香成分もそれぞれどういったものなのか、その全体像が割と簡単に把握できるようになります。

その辺りの概念について、「モデル」と「衣装」を例にイメージしてみましょう。

アロマの化学にも通じる?「モデル」と「衣装」の関係

 

モデルは3人。衣装は6着。

誰が×何を纏うのか。

それによって生まれる、18通りの❝ルック❞。

 

モデルにはそれぞれ個性があり、お洋服も一つ一つデザインが違います。

同じ衣装でもモデルによって着こなしが違ってくるし、同じモデルでも纏う衣装によって雰囲気が全然違ってきます。

 

アロマテラピーの精油の化学を考える時の基本も、これにとても似ています。

誰が×何を纏うのか

 

既に学ばれた方は、ピンときました?

モデル(=誰)は「構造」。

衣装(=何を纏うか)は「官能基」です😀

 

ということで、精油の化学のレッスンは、言うならばファッション解説のような感覚かも??

今のお話はあくまでも概念・イメージですが、具体的には、こんな言葉が登場します。

3人のモデル=「構造」の3種類(分子の基本骨格、建物の骨組みのようなもの)

芳香分子の基本構造は、以下の3種類があります。分子の構造がどのタイプの骨組みなのかで、それぞれ基本的な性質・特徴があります。

  1. イソプレン骨格を持つテルペン系化合物
  2. ベンゼン環を持つ芳香族化合物
  3. 鎖状の骨格の脂肪族化合物

    6着の衣装=「官能基」、精油の化学に必要な官能基はこの6つ。

    基本的な「構造(骨格)」に、「官能基」と呼ばれる「分子の性質を特徴づける特定の原子団」が付いたり、付かなかったり。まずはそれが「付くか、付かないか」で、大きく特性や香りの雰囲気に違いが出てきます。更に、「付く」場合も「どの種類の官能基が付くか」によって、それぞれの官能基特有の基本的な性質や特徴が違ってきます。

    1. 官能基なし(CHのみ、炭化水素類)
    2. 水酸基(-OH)
    3. アルデヒド基(-CHO)
    4. ケトン基(-CO-)
    5. エーテル結合(-O-)
    6. エステル結合(-COO-)

      13通りの❝ルック❞=「芳香成分類」

      「構造3種」×「官能基6つ」の組合せの中でも、アロマテラピーの精油の化学では特に重要な13パターンについて取り扱います。(実際は「構造」の種類にもう少し加味される部分があり、総当たり戦で厳密には18パターン以上存在。)

      この13パターンが、いわゆる「芳香成分類」です。それぞれの芳香成分類には、それが持つ「構造」と「官能基」のどちらの性質がが色濃く反映されています。

      1. モノテルペン炭化水素類
      2. セスキテルペン炭化水素類(+)(-)
      3. モノテルペンアルコール類
      4. セスキテルペンアルコール類
      5. ジテルペンアルコール類
      6. エステル類
      7. ケトン類
      8. フェノール類
      9. フェノールメチルエーテル類
      10. テルペン系アルデヒド類
      11. 芳香族アルデヒド類
      12. 酸化物類
      13. ラクトン類

        以上、ざっくりと最初の入口部分の解説でした。

        「精油の化学」のキホンのまとめ

        精油の化学を学ぶ時は、まず最初に「構造」のキャラ(特性)と「官能基」の雰囲気(個性)を大局的につかむところから始めましょう。その上で、それらの組合せで生まれる芳香成分類の基本性質がどのようなものであるのかを理解していくと良いでしょう。

        アロマテラピーに親しまれている方の中には、リナロール1,8-シネオールといった芳香分子の名前に聞き馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。こういった芳香分子も皆、このように分類された芳香成分類のどこか属します。

        なんでも、地球上ににおいの元になる分子は40万種もあるそうです。精油の化学においてはそんなにたくさんの種類の分子は登場しませんが、それでもいきなり個々の芳香分子ところから追って行こうとしたら「精油の化学」は迷走・挫折します。まずは成分類の方から先に目を向けた方が全体の理解は早いでしょう。

        実際のレッスンでは、こういった化学の知識に加え、メディカルアロマテラピーの学習として「精油の香りと特性」も一緒に絡めながらより丁寧に詳しく学んでいきます。

        精油の特性や精油の化学について、もしもたくさんの情報・知識をごちゃっと詰め込んで行ったら、もう何が何だかワカンナイ😖となってしまいますよね。

        メディカルアロマでこの部分を習得するのにまず必要な事は、分かりやすい形に咀嚼して、それを頭に「コンテナ」で仕切るようにすっきり分類・整理しながら入れていくことです。頭の中の収納が上手にできていれば、混乱することなく知識と情報がスッキリ腑に落ちる形で理解できます。

        精油の化学って楽しい💕という感覚になります。

        レッスン2を始める時には少々不安気な様子だった生徒さんたちも、終了時には皆さんスッキリした表情に変わります。
        今回ご参加の生徒さんも、「すごくよく理解できました~✨」と晴れやかな笑顔で言ってくださって、この日のレッスンも無事終了となりました。

        この日学んだことをもとに、今後のレッスンでより具体的な情報を肉付けをしながら、楽しく精油の化学の理解を深めていきましょう。

         

        —ということで、いかがでしたでしょうか?

        今日の私のお話、最後ちゃんと「コンテナ」のお題に収まっているかな??

         

         

        \Lesson2のお話はこちらでも/

         

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