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こんにちは。Stillaアロマテラピースクール主宰、NARD JAPAN認定アロマ・トレーナー&アロマ・セラピスト 富田ゆかです。

 

皆さんは毎日心地よく眠れていますか?

 

眠れない。

途中で目が覚める。

早く目が覚める。

 

色々な方からそのようなお話をよく伺います。

睡眠については多くの方が悩んでいらっしゃるんだなと感じます。

 

心地よい睡眠は「心身の健康の基本」ですよね。

 

かくいう私自身は不眠症的な問題はないものの、「睡眠不足」という状況は多々経験しています。

仕事・育児・介護・勉強、その他には読書やスマホでうっかり夜更かしも。

色々な理由(そして言い訳)があります。

 

いずれにしても、十分に睡眠がとれない時期の疲労感は本当にツラいものです。

睡眠時間を削ったツケは必ず自分に回ってきます。

内心反省しつつ、夜遅くなった時ほどアロマやその他でできるだけ心地よく眠るための工夫を心がけています。

 

眠りたいのに眠れない方はジリジリと過ごす夜の時間は相当に長く、重苦しく感じられることでしょう。

 

先週は教室で「不眠症・ストレスの予防&ケア」のテーマでメディカルアロマのお話をしました。

「個人レッスン/個人アロマカウンセリング」のご予約で、このテーマでのお話を希望された生徒さんがいらっしゃいました。

 

*現在、私のオリジナルレッスンシリーズは1day講座の形での開催はしていません(個人レッスン/個人アロマカウンセリングの形でご予約は可。お問合せ先)。
今後それらの内容を進化させ、いくつかのコースレッスンの形に整えていく予定です。

*2021年4月現在、「1day講座」での開催はNARD JAPANカリキュラム「アロマテラピー・ベイシック」の30種類のアロマクラフトレッスンのみ。

 

この日のレッスンのご様子をシェアさせていただきましょう。

こちらの生徒さんはもともと他校を卒業された方で、NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザー資格とともに、他のアロマ協会のインストラクター資格を取得されています。

今後の活動を見据えて、より深くアロマテラピーを学んで行こうということで、このところお忙しい合間を縫って私の教室の様々な講座に参加されていらっしゃいます。

今回は特に、ご自身のより良い睡眠のためにも本格的なメディカルアロマケアの理論や実践法を学びたい、自分に合った精油ブレンド作りを知りたい、というお気持ちでのご受講でした。

メディカルアロマテラピーはお仕事に活かせるということ以前に、自分自身や家族の暮らしと人生に活かしていけることが嬉しいですね。

\なんて神秘的!
初めて出会ったスパイクナードの香りに思わずドキッ‥✨

メディカルアロマの基礎知識はお持ちの方ですので、レクチャーでは復習も織り交ぜつつ、応用・発展的な内容不眠症対策のアロマケア精油の特性について紐解いていきました。

よく知っていたはずの精油も、こういう形で学び直すと思った以上に色々な再発見があるもの。

お持ちになった『ケモタイプ精油小事典』(←NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザーコースで学ぶ時に使用する事典)にたくさん書き込まれていましたよ。

今回新たに出会った精油達についても、ひとつひとつ丁寧に香りを確かめながら理解を深めて行かれました。

今まで作ったことのない香りに✨/
複雑で深みがあって、すごく気に入りました!
これから使うのが楽しみです。

 

アロマクラフトで作成されたのが、こちら。
精油濃度100%の嗅覚&皮膚塗布用ブレンド剤です。

ブレンドの内容は、

東洋的な香り漂う柑橘果皮、マンダリン

エキゾチックなフローラル、イランイラン

心に馴染むレモン風の香り、リトセア

この3種をメインに、ラヴィンツァラ、ラベンダー・アングスティフォリア、スパイクナード、オレンジ・スイートで上手に軽やかさと奥深さを添えて。

ご自身の心身のコンディションに対応する精油をきちんと押さえ、香りのお好みも反映させながら、それらの精油を丁寧にブレンドされました。

リラックスする心地良い香り(嗅覚刺激)による神経系への働きかけとともに、メディカルアロマの手法では精油ブレンドの皮膚からの吸収を通じて、成分面の化学的特性も心と身体でまるごと受け取っていきます。

🌿例えば、マンダリン。🌿
不眠症・ストレスの予防&セルフケアでマストハブの1本!

マンダリン精油(Citrus reticulata )は、強い抗不安作用を持つアントラニル酸ジメチルという特徴的な分子を微量に含みます。この分子が体内で神経伝達物質のセロトニン*の生合成に関わることから、ベルギーやフランスを中心とした欧州のメディカルアロマの現場では、マンダリン精油不眠症やストレスの予防・ケアに重用されています。主に嗅覚・皮膚塗布・経口投与(サプリメント等の摂取)などの方法で用いられます。

*【セロトニン】精神を安定させる働きを持つ神経伝達物質の一種。脳の働きの活性化ストレスへの対応に深く関与。睡眠や概日リズムを生み出すホルモン メラトニンの生合成にも繋がる。近年、セロトニン低下の原因に、更年期など女性ホルモン分泌の減少が関係していることも判明。

柑橘系果皮から圧搾で得られる精油では珍しく、光毒性(光感作作用)がありません。
一方、マンダリン精油全体の作用により皮膚刺激の可能性はありますので、原液塗布は避け希釈して使用することをおすすめします。

講師・富田 ゆか/Stillaアロマテラピースクール アンド サロン主宰
ナード・アロマテラピー協会認定 アロマ・トレーナー、アロマ・セラピスト
日本アロマ環境協会認定 インストラクター

精油の香りを楽しむだけでも、素晴らしい力が感じられます。

さらに精油の世界に馴染んでいけば、想像以上に豊かな自然や植物の力に気付き、驚かされることでしょう。

 

精油ブレンドの香りを嗅いだ生徒さんの弾んだお声に、私も嬉しい気持ちになりました。

 

どうぞ大自然由来の深い癒しの力に包まれながら、ぐっすりと心地よい眠りが得られますように🌿

 

🔻今回ご紹介したような高濃度の精油ブレンド剤は、メディカルアロマ使用の基準を満たすグレードの精油を用いて作成し、専門知識を持ってセルフケアとして実践します。
私の教室ではプラナロム/KENSOブランドの精油を使用しています。

【メディカルアロマテラピー】とは?
フランスやベルギーを中心に発展している、精油の「香り」だけではなく「成分の薬理作用」まで活用するクリニカルなアロマテラピーの分野です。リラクゼーションの域を超えて、具体的な健康管理や病気疾病の予防や治療も目的となるため、必要に応じて、一般的なアロマテラピーでスキンケアで用いる(0.5~3%)以上に高濃度で精油を身体に用いることもよくあります。
一般的なアロマテラピーとは目的や手法が異なるため、この方式でのアロマテラピー実践には、
①知識—メディカルアロマの正しい知識を持つこと
②精油—メディカルアロマでの使用基準をクリアするグレードの精油(※)を使うこと
の2点が欠かせません。
※②の「メディカルアロマでの使用基準をクリアするグレードの精油」とは、製品(抽出した精油)の中に残留農薬・土壌の汚染物質・添加物などの不純物〉が一切検出されず、製品ロット毎に〈全ての内容成分〉と〈不純物 非検出の結果〉が消費者に証明・開示されている精油のこと。このグレードの精油ではプラナロム(PRANAROM)がメジャー。日本輸入代理店は健草医学舎 https://www.pranarom.co.jp/Stillaアロマテラピースクール アンド サロンでも販売・お取扱いしています。

~メディカルアロマの基礎知識を持ち、精油を安全に効果的にセルフケアで役立てていきましょう~

 

 

暮らし、仕事、人生。すべてに活きるアロマの資格と知恵を。

Stillaアロマテラピースクール アンド サロンでは、NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザーコースアロマ・インストラクターコース毎月開講/定期開講しています。

今日も様々なバックグラウンドをもつ方々が、Stillaの教室Zoom心と身体の健康と美しさに役立つメディカルアロマを楽しく学ばれています。

🔻各コースの詳細・募集要項はこちらをご覧ください。

  

各資格対策コースのご受講をご希望・ご検討中の方は、まずは【開講説明会】にてご相談ください。教室とZoomで開催中です。

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