日曜日に娘と東京オペラシティで開催中の『ドレス・コード?』展を観に行ったお話の続きです。
同時開催のproject N 79『糸川ゆりえ』展も本当に素敵でした。
私はこの方の事を今回初めて知りました。
❝project N❞は、若手アーティストを発掘して紹介する場のようです。
企画展『ドレス・コード?』の会場に溢れるアグレッシヴでインパクトの強い色彩のファッションを目の当たりにした後、いきなり真逆の世界です。
なんでしょうね、このギャップ、この組み合わせ(笑)
企画された方の計らいでしょうか?
ここで、ふわっと羽のような柔らかな心地を取り戻すことができました。
どの作品も単なる油彩ではなく、天女の羽衣の様に、絵の表面にラメやパールの淡い光の帯が見られます。
私のスマホでは作品のそのような味わいまでは十分に撮りきれていません。
本当はもっともっと繊細なニュアンスがあって美しいです。
その場の照明や窓からの光の入り具合で、かなり表情が変わる絵のようです。
常に移ろう自然の在り方にどこか似ていました。
これらの絵の光との出会いは、たぶん一期一会。
シャガールの作品にも繋がるような夢見心地の浮遊感を瞼に焼き付けて、幸せな気持ちで会場を後にしました。
素敵な空気が吸えました。
こちらの展覧会は企画展『ドレス・コード?』と併せて、8月30日(日)まで東京初台のオペラシティのアートギャラリーで開催しています。
機会ある方は、ぜひご覧くださいね。
■project N 79『糸川ゆりえ』展
https://www.operacity.jp/ag/exh233.php
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