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日曜日のメモ#1-『ドレス・コード?』展@Tokyo Opera City ARTGALLERY

Stillaアロマテラピースクール アンド サロンの富田ゆかです。

日曜日、娘と東京オペラシティで開催中の『ドレス・コード?』展を観に行ってきました。

様々な印象を受け取りながらの、束の間のリフレッシュの時間となりました。撮影OKな作品がいくつかありましたので、自分用のメモを兼ねてシェアしたいと思います。

 

1700年代の貴重な衣装の後ろには、

坂本眞一氏の漫画作品『イノサン』『イノサンRouge』より、

スーツを纏ったマリー=ジョセフ・サンソンと、

ドレスに身を包んだマリー・アントワネットの姿が。

 

私たちが社会で被るもう一枚の皮。

それが衣服・衣装と言って良いのかもしれません。

 

時に内面を隠すためであったり、時に内面をさらけ出すためであったり。

 

いずれにせよ、私たちは皆、

社会という枠組みの中で「人と人の間に生きている人間」なんだ

ということを改めて強く認識した展覧会でした。

 

主張・意図・思想が強く反映されたファッションは、遠目にも目を引きます。

 

コム デ ギャルソン/川久保玲 ドレス 2018年春夏

 

個人的には、小さな発見にも色々と楽しいものがありました。

 

「パンクファッションを象徴するタータンチェックは、民族的な柄の持つ伝統・保守・権威へのアンチテーゼだったんだ!」とか。

 

「トレンチコートは、もともとは上官の軍服から生まれたデザインだったんだ!」とか。

 

また、アシードンクラウドの玉井健太郎氏による

❝物語とファッションが交錯する不思議な世界観❞に初めて出会い、

ズシーンと静かな衝撃を受けてしまいました。

牧歌的で空想的な柔らかさの上に、

細密で濃厚な印象が覆いかぶさってくる(!)といいますか‥

本当に不思議な感覚でした。

写真撮影ができない作品でしたので、ここで展示の様子をお目にはかけられません。

 

HPも素敵でした。

https://www.aseedoncloud.jp/top.html

 

TPOとしてのドレスコードは残しつつも、

権威でも従属でも主張でもマウンティングでも何でもなく、

それぞれの人が自分の感じるままに、

自分が着たい服を着て生きることが許される社会があるとしたら。

 

それは精神的に相当高度に進化・成熟した人々の社会ということになるのでしょうか?

それとも、人間同士の絆が崩壊した社会を意味するのでしょうか?

 

おそらく過去、この地球上にそのような人間社会や文明は一度も存在し無かっただろうと思いますが。

良くも悪くも・・。

 

こちらの展覧会は8月30日(日)まで、あと数日💦開催しています。
東京初台のオペラシティのアートギャラリーでご覧になれそうな方は、滑り込みでぜひ!
チケットは時間毎のご予約制です。

■『ドレス・コード?』展

https://www.operacity.jp/ag/exh232/

 

このお話の続きはこちら。

 

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